豊中市教育委員会は店舗・事務所・住宅の建設に先立ち、12月22日から本町遺跡第45次調査を実施しています。今回の調査では古墳時代の竪穴住居と造り付カマド、飛鳥時代から奈良時代にかけての溝など、集落関連の遺構を発見しました。本町遺跡は古墳時代後期に豊中市北部で生産が本格化する須恵器窯(桜井谷窯跡群)と密接な関わりのある集落と考えられており、今回の調査成果はそれをより裏付けるものと考えられます。
【一般向け現地説明会】
令和5年(2023年)2月12日(日)午前9時30分から午後4時に実施(小雨決行)
午前10時、午後1時、午後3時に調査担当者による解説を行います。
解説は、それぞれ20分程度行う予定です。
事前の予約は不要です。
※現地付近にあるサンディ豊中本町店、ココカラファイン豊中本町店を目印にお越しください。現地に駐輪場、駐車場はありません。
【本町遺跡第45次調査の概要】
調査場所:豊中市本町3丁目4-26
調査期間:令和4年(2022年)12月22日から令和5年(2023年)3月末(予定)
調査面積:415㎡
時代:弥生時代・古墳時代・飛鳥時代・奈良時代・江戸時代
主な遺構:古墳時代後期(6世紀頃)の竪穴住居・竪穴住居に伴うカマド・柱穴、飛鳥時代から奈良時代にかけての溝、江戸時代の集落遺構
【問い合わせ先】
豊中市立郷土資料館
電話:06-6334-2551